【世界水泳】ダビド・ポポビッチはなぜ速いのか?細い体型や速さの秘密を徹底調査!

現在開催されている世界水泳選手権。

そこで大注目されている選手の一人がルーマニアのダビド・ポポビッチ選手です。

まだ若干18歳の選手ですが、世界記録保持者でもあります。

ダビド・ポポビッチ選手の体型はとても細く、なぜあの体型であんなに早く泳げるのかと疑問に思われる方も多いようです。

今回はダビド・ポポビッチ選手はなぜ速く泳ぐことができるのか、彼の細い体型は速い泳ぎに関係しているのかについて徹底調査していきたいと思います!

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目次

【なぜ】ダビド・ポポビッチはどれだけ速いのか

ダビド・ポポビッチ選手の自己ベスト

・50m自由形 22秒16
・100m自由形 46秒86(世界記録)
・200m自由形 1分42秒97(ルーマニア記録・世界ジュニア記録)
・400m自由形 3分47秒48

18歳で世界記録保持者であるとは!!めちゃめちゃ凄いですね!

他にもポポビッチ選手の水泳がなぜ凄いのかを調べてみました。

世界水泳選手権で100m・200m自由形の2冠を達成したのは1973年に開催された第1回大会のジム・モンゴメリー以来49年ぶり2人目だった。 2022年ヨーロッパ水泳選手権の100m自由形準決勝において歴代4位となる46秒98を記録した。 100m自由形で46秒台を記録したのは史上4人目

Wikipedia

49年ぶりでの2人目という記録や、今までで史上4人目など、彼の泳ぐ速さがとてつもないことがわかりますね。

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ダビド・ポポビッチは幼少期から凄かった!

まだ幼さも残るポポビッチ選手ですが、彼が水泳を始めたのは4歳の時でした。

ポポビッチ選手は初期段階の側弯症側弯症を矯正するため、医師の勧めもあり水泳を始めました。

9歳の時には水泳専門の博士号を持つ元水泳選手であるエイドリアン・ラドゥレスクコーチのもとでトレーニングを開始し、10歳のときにポポビッチ選手は50m背泳ぎで、

2003年世界銅メダリストのドラゴシュ・コマン選手がが保持していた24年前のジュニア記録を初めて更新しました。

14歳のときには100メートルを49秒82で泳ぎ、ヨーロッパ・ユース・オリンピック史上最速の15歳以下の選手となりました。

インタビューでは彼の水泳選手としての成功への道にはご両親のサポートが欠かせなかったと語られていました。

他の両親のように、メダルを集めたり、賞品や電話、お金で彼にご褒美を与えることもなかった。家では、デビッドが何か話したがらない限り、水泳やタイム、トレーニングについて話すことはない。彼らは、タイムや周回数よりも、彼がどう感じたか、楽しかったかどうかを気にしていた。

https://www.romania-insider.com/

そしてポポビッチ選手の父親はトレーニング費用がどんどんと嵩んでいく中、スポンサーを探すために何百通のメールを書き、数えきれない程の電話もされたそうです。

やはり、子どもの突出した才能を伸ばすためにも保護者のサポートが大きな力になるんですね!

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ダビド・ポポビッチの細い体型は水泳に適しているのか

ポポビッチ選手のコーチでもあるエイドリアン・ラドゥレスク氏も彼の体型が他の選手と比べて細いことを認めています。

ポポヴィチはトップスイマーとしては異常に痩せている。

「デビッドは水に対する鋭い感覚を持っています」とラドゥレスク氏は語った。「どれだけの力を生み出せるかが問題ではなく、それをいかにスピードに反映できるかが重要だ。だから、確かに、彼は非常に痩せているが、より高速で泳ぐのに十分な強さを持っている。」

france24

ポポビッチ選手の身長は190cmで体重は80kg、両腕を伸ばすと205cmもあります。

これまで2回オリンピックに出場したオーストラリアの水泳の元代表選手であった、ブレット・ホーク氏もポポビッチ選手の体型について以下のように語られています。

「彼には才能がある。彼は若いバスケットボール選手のような体格をしている。巨大な手。足も大きい。体格が違う。それから、彼の水に対する感覚がある。彼の泳ぎを見ると、アンソニー・アーヴィンのような感触がある。

「彼は100万分の1の存在だ。水の中に手を入れると、他のどのスイマーとも違う能力を発揮する。彼は自然で、水中で泳いでいるような感覚を持っている。」

olympics.com

ポポビッチ選手の両腕が長く、細い類まれな体型が、泳ぐ速さに貢献していることは間違いありませんね!

ダビド・ポポビッチの速さの秘密は泳ぎ方にもあった

ポポビッチ選手の泳ぐ速さの秘密には彼の泳ぎ方もあることがわかりました。

他のスイマーが水を掻くと、手が水の中に入った時に泡が出る。しかし、ポポビッチの手から出る泡は少ない。“全く泡をつかまない”柔らかなキャッチがタイム短縮に繋がっている。

The Answer

この彼の独特の技法を築いたのは、彼の9歳からのコーチラドゥレスク氏だそうで、

「もともと僕は正統派の泳ぎ方をしていなかったんだ。ある時、父がコーチに『どうしてダビドはこんな泳ぎ方をしているんだ』と問い詰めた。すると、コーチは2008年北京五輪の男子200メートル自由形で金メダルを獲得したフェルプスの映像を見せた。最初は名前を伏せて『どの選手が勝つと思う?』って。そこでコーチはフェルプスを指し『ダビドと同じ泳ぎ方だ』と。そこで父は納得したんだ。今の技術は僕にとっては自然な泳ぎ方で、コーチが完璧にしただけだ」

The Answer

他の選手と比べてスリムな体型故に、筋力が泳ぎに影響しないのかを尋ねられると、

「それは関係ない」と一蹴する。「僕が速く泳げるようになる方法を定義するなら、できるだけ少ない努力で、いかに効率よく水の中を動けるか、だ。筋肉がありすぎると沈んでしまう。僕は長距離もたくさん練習しているし、独特のスプリントセットも。効率を良くする練習をしているんだ」と強調した。

The Answer

やはり、彼の泳ぎ方にも速さの秘密があることがわかりましたね!

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ダビド・ポポビッチの長年の努力も凄かった!

ポポビッチ選手の体型や泳ぎ方が彼の泳ぐ速さに関係していることはわかりましたが、彼の長年の人並み外れた努力も凄いことがわかりました。

時には耐え難いほどの練習量もある。ダビド・ポポヴィッチは10代の思春期の頃から毎日朝6時半にはプールに入る。疲労困憊するほど犬のように働く。夜はほとんど外出しない。最低でも午後9時半に寝る。水泳選手のトレーニングは苦しみの連続だ。しかし、彼はそれを我慢し、ある程度は感謝することを学んだ。

Eurosport

毎日朝6時半からプールに入り、きつい練習をするのは体力も忍耐力も相当な物でしょう。

それを長年続けているからこそ、類まれな生まれ持った体型や、築いた泳ぎ方を生かしていけるのでしょうね。

やはり、世界記録保持者のスポーツへの向き合い方や日々の練習量は凄いですね!!

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【世界水泳】ダビド・ポポビッチはなぜ速いのか?細い体型や速さの秘密を徹底調査!まとめ

いかがでしたでしょうか?

ポポビッチ選手がなぜあんなに早く泳ぐことができるのかがよくわかりましたね!

彼の速さに秘密には、体型や泳ぎ方、長年の努力に加えてご両親の大きなサポートもありましたね。

彼のこれからの活躍もとても楽しみですね!

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